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    壮大のスケールの「大三国志展」開催

    壮大のスケールの「大三国志展」開催
     

    日本でもおなじみの『三国志』。その時代を、歴史と文学の両面からアプローチする「大三国志展――悠久の大地と人間ロマン」が日本で開催される。

    出品されるのは、中国全土から集められた三国志関連の文物、約150点。そのうち53点が、日本の国宝・重文に当たる国家一級文物である。

    これほど壮大なスケールで三国志文化の総合的な展覧会が開かれることは、中国でも日本でもかつてなく、日本の三国志ファンを魅了することだろう。

    「大三国志展」は5月から東京・八王子の東京富士美術館で開かれた後、来年3月まで、旭川、神戸、福岡、高松、名古屋、前橋を回る。
     

    文物と映像で示す背景

    今から約1800年前、漢王朝が滅び、魏、呉、蜀の三国が鼎立して覇を争った三国時代(220~280年)は、劉備、関羽、張飛、諸葛孔明、曹操、孫権ら英雄、豪傑が活躍した時代である。

    その模様は、正史では3世紀に陳寿がまとめた『三国志』に記載されているが、文学では15世紀末に羅貫中によって書かれた『三国志演義』に描かれている。

    「大三国志展」は、後漢~三国~西晋時代を中心とした貴重な出土文物の展示によって『三国志』の時代背景を歴史的に明らかにする「出土品でたどる歴史展」と、『三国志演義』の名場面を絵画や映像などで再現する「物語でたどる文学展」から構成される。

    「歴史展」には、中国の32の博物館や考古研究所、文物管理所などから出品された多くの文物が並び、三国時代の戦争や政治、人々の暮らしが理解できるようになっている。

    「文学展」では、赤壁や五丈原など『三国志』ゆかりの土地を映像で紹介し、三人のイメージキャラクターがその地を案内する。

    また、「諸葛孔明コーナー」では、衛星写真に基づく精密な五丈原の地形模型を制作し、孔明の本陣や布陣の様子を映像技術で再現する。そして土井晩翠の『星落秋風五丈原』の詩と音楽が流され、星空と『出師の表』が交互に現れる。

    このほか、三国時代の中国と日本の交流を記録した『魏志倭人伝』について展示するコーナーも設けられる。

    主な出品物を誌上で紹介しよう。

     

    環首鉄刀(鉄製の刀)
    三国・呉(222~280年)
    1987年12月、湖北省鄂州市出土
    長さ147.3cm、幅2.6cm
    鄂州市博物館
     

    環首は楕円形、刃や背は直刃で、首の先端には2つの動く鉄環がある。この鉄環は全く損傷が無い良好な状態で、前後に滑らせることが可能である。三国時代の刀の中で保存状態の良い希少なもの。兵士俑などが持つ刀と同様の特色・形状を示す。

     

    銅弩(「黄武元年」の銘が入った石弓)
    三国・呉・黄武元年(222年)
    1973年、湖北省江陵市紀南城 出土
    全長54.0cm
    湖北省博物館
     

    石弓(弩)は弓(翼)に弦を張り、木製の台座(臂)の上に矢を置き、引き金(懸刀)を引くことによって発射される。この発射装置を(機)と呼ぶ。本品の木製台座部分は複製。

     

    銅馬、牽馬俑(馬と馬を引く人物の像)
    後漢(25~220年)
    銅馬:高さ134.0cm、長さ115.0cm、牽馬俑:高さ68.0cm
    綿陽市博物館
     

    馬は頭をもたげて耳を立て、両目を大きく見開く。牽馬俑は平頂冠を被り、短衣に帯を巻き、靴を履く。右手を挙げ、馬を引く動作をし、左手には長盾を持つ。銅馬と俑は大小の比や動静、虚実を意図的に対比させる手法を使い、漢代芸術の雄大な迫力がみなぎる。

     

    銅馬、牽馬俑(馬と馬を引く人の像)
    後漢(25~220年)
    1976年、湖南省衡南県道子坪後漢墓 出土
    高さ51.5cm、長さ45.0cm
    湖南省博物館
     

    人物像は胡人(北方、西方の異民族)を表す。帽子を被り、交襟の長衣を右前に着て帯を締め、履物を履く。濃い眉毛とアーモンド形の大きな目、彫りは深く鼻は高く、湾曲したひげの異国風の顔立ち。当時の中国と西洋との文化交流を反映している。

     

    玉杯(ホータンの玉で作られたカップ)
    三国・魏・正始8年(247年)
    1958年、河南省洛陽市 出土
    高さ13.0cm、口径5.0cm、足径4.0cm
    洛陽博物館
     

    西域のホータン産の最高品質の玉を彫り磨いて制作された精緻で美しい芸術品。器の形は美しく整えられ、表面は丁寧に研磨され艶やかな輝きをたたえる。品格のある白色を呈し、その作りは精細で巧妙。当時の中国と西域との交流をうかがわせる名品。

     

    銀縷玉衣(曹操一族の墓から出土した玉片を銀糸で綴った葬衣)
    後漢(25~220年)
    1973年、安徽省亳州市董園村一号漢墓 出土
    全長188.0cm、肩幅59.0cm、厚さ25.0cm、
    亳州市文物管理所
     

    曹操一族の墓[曹操の祖父・曹騰か父・曹嵩の墓]から出土した、玉片を銀糸で綴った豪華な埋葬用の衣装。銀縷玉衣は頭部、上着、手袋、ズボン、靴の5つの部分に分かれ、全体で玉片2464個を使用する。

     

    五層連閣式彩絵陶倉楼(5階建ての連結した楼閣)
    後漢(25~220年)
    1973年、河南省焦作市馬作村出土
    全高161.0cm、幅144.0cm、奥行69.0cm
    焦作市博物館
     

    5階建ての本館と3階建ての別館を、渡り廊下で繋いだ楼閣。本館には塀で覆われた院落(中庭)と2カ所の望楼が備わり、番犬が飼われている。赤色で文様が施されている。後漢の貴族・豪族たちは当時こうした護衛機能をもつ高層楼閣を築いていた。

     

    彩絵陶説唱俑(物語を歌い語る芸人の像)
    後漢(25~220)
    1982年、四川省新都県三河馬家山後漢崖墓M23 出土
    高48.0cm、長32.0cm、幅20.0cm
    成都市新都区文物管理所
     

    説唱俑は、故事や物語を面白おかしく語り聞かせる芸人の俑。四川省の後漢墓からは、様々な説唱俑が出土する。本作は、半裸に素足といういでたち。脇に抱えた太鼓と足を挙げる滑稽な動作と満面の笑みで観衆を魅了する。豊かな表情や臨場感は、型作りに彫刻や貼付けの技法を用いる事で成功している。

     

    銅車馬儀杖隊:銅主騎(車馬儀仗俑群:主力の馬)
    漢代
    1969年、甘粛省武威市雷台漢墓 出土
    高さ44.0cm、長さ41.5cm
    甘粛省博物館
     

    墓から出土した副葬品で将軍が出行する際の車馬行列を表すセットの内の主力の馬。鞍は失われているが、体の両側面には奔馬と雲気紋[流れる薄雲の模様]が描かれた泥よけが残る。名馬といえば、三国志では「赤兎」や「的廬(てきろ)」が有名。

    【『三国志』に登場する人物群像】

     

    桃園三傑図(桃園で義兄弟の契りを結ぶ劉備、関羽、張飛)
    片山楊谷(1760~1801年)
    江戸(1603~1867年)
    120.4×56.5cm
    神戸市立博物館
     

    片山楊谷は鳥取藩御用絵師。『三国志』の人気は近世日本において、特に『通俗三国志』の刊行以降高まりをみせ、地方画壇にもその影響があらわれた。「桃園結義」は、あくまで虚構であるが、劉備、関羽、張飛の任侠的結合ともいわれる君臣関係を象徴的に示し、格好の画題として多くの画家たちによって描き継がれた。

     

    関羽図
    曾我簫白(1730~1781年)
    江戸・明和5年ごろ(1768年ごろ)
    132.2×53.6cm
    奈良県立美術館
     

    曾我蕭白による胸をはった堂々とした関羽図。三国志絵画中、最も多く描かれた画題が関羽であろう。『三国演義』では関羽の容貌を「身長九尺、顎鬚の長さは二尺、重棗のような赤い顔、紅をさしたような赤い唇、鳳凰の眼に蚕のような眉」と書かれている。

     

    諸葛亮図
    謝時臣(1488~1548年)
    明(1368~1644年)
    290.0×100.0cm
    北京・故宮博物院所蔵
     

    『三国演義』に見える孔明は劉備の軍師として、天才的な知略を駆使して、鬼神のごとく活躍し、敵を翻弄する。本作は孔明が深い山の中で本を読む光景を描き、構図は綿密で行き届いている。個性的な水墨画法で知られる謝時臣の山水画の傑作。

     

    三顧茅廬図(三たび草庵を顧みる)
    戴進(1388~1462年)
    明(1368~1644年)
    172.2×107.0cm
    北京・故宮博物院  国家一級文物
     

    47歳の劉備は、臥龍と呼ばれた27歳の諸葛亮(孔明)の草庵を、礼を尽くして三たび訪問した。劉備の真摯な姿勢に感激した孔明は、「天下三分の計」を説いて、劉備の招きに応じる。

     

    赤壁図(宋(そう)代の詩人・蘇軾(そしょく)が赤壁を船で遊覧する情景)
    仇英(1509?~1551年)
    明(1368~1644年)
    26.5×90.5cm
    遼寧省博物館 国家一級文物
     

    宋代の詩人・蘇軾が『赤壁賦』を詠んだ文赤壁は、実際の古戦場である武赤壁と並ぶ名所。蘇軾が友人を連れて船を浮かべ、夜に赤壁を遊覧する情景を描く。本作は「明四家(みんしか)」の一人・仇英が描き、清朝最後の皇帝・溥儀が譲位前に溥傑に与えたことが知られている名作。

    【その他の主な『三国志』関連の展示品】

     

     

     

    四棱形鉄箭鏃(赤壁古戦場より出土した鏃)
    三国(220~280年)
    1978年、湖北省赤壁市赤壁山、南屏山、金鸞山 出土
    最長19.4cm、最短5.5cm
    赤壁市博物館
     

    今から1800年前、208年の赤壁の戦いの古戦場から出土した鏃。鏃の頭の部分は角ばっている。壮絶な戦いのあとを偲ぶ出土品。

     

    木牛・流馬(復元品)
    復元指導:譚良嘯成都武侯祠博物館 副館長)
    現代
    三国志城博物館(日本)

    木牛・流馬は孔明が発明した2種類の車。史書に基づいた研究によれば、木牛が四輪車、流馬は手押しの一輪車であるという説が有力だが、木牛が一輪車、流馬が四輪車という説もある。小説『三国志』では超現実的な機能をもった道具として描かれている。
     

    「大三国志展」に寄せて

    東京富士美術館館長 野口満成

     

     

    5月3日から1年間にわたって、東京富士美術館を皮切りに、日本全国7会場で「大三国志展」が開催されます。

    この展覧会は、東京富士美術館の創立者である池田大作SGI会長が、2006年9月、王毅・前駐日中国大使と会見した席上で、今後の中日友好交流の発展と北京オリンピック開催を祝って、日本で「大三国志展」を開催することが決まり、準備が開始されました。

    三国志に関する展覧会は、中国国内では小規模な展覧会が開催されたことはありますが、歴史と文学を包括する総合的な観点から紹介されるのは初めてとなるため、東京富士美術館と中国文物交流中心による調査団が組織され、3回にわたって現地調査が行われました。

    調査は北京、上海、重慶の三市と、三国志の舞台となった8省におよび、各地の博物館や旧跡など約70カ所を訪れて行われました。3回の調査の走行距離は1万6000キロに及びましたが、歴史の舞台に立つと、古の英雄たちが雄大なスケールの大地を舞台に、それぞれのロマンを抱いてドラマを繰りひろげた姿が、臨場感をもって迫ってくるのでした。

    本展は、日本人の多くが『三国志演義』に基づいた物語に親しんできたことから、第一部を[物語でたどる三国志]をテーマとしました。ここでは「桃園の誓い」「三顧の礼」「赤壁の戦い」「星落秋風五丈原」など4つの名場面を伝える絵画や書、彫刻、写真や映像資料などを駆使してその魅力を伝えます。とりわけ、精細な衛星写真に基づく「五丈原」の地形模型と、「孔明」の最期の戦いの地である五丈原からみた当時の星空を映像で体験する事ができます。

    第二部の[出土品でたどる三国志]は、3世紀末、陳寿によって編纂された正史『三国志』に基づいて構成されており、1800年前の三国時代の戦闘や政治、経済、生活、文化の様相にスポットをあてています。公開される約150点の文物、資料のなかで、国家一級文物が53点含まれており、とりわけ「赤壁」の古戦場から最近発見された「鏃」をはじめ、刀剣、金印、装身具、副葬品などの貴重な品々は、三国の時代に生きた英雄たちの息づかいを感じさせてくれます。
     

    「大三国志展」(東京会場)の概要

    【会期】2008年5月3日(土)~7月13日(日)

            月曜休館

            午前10時~午後5時(土曜は午後7時まで開館)

            (入場受付は閉館時間の30分前まで)

    【会場】東京富士美術館

            〒192-0016 東京都八王子市谷野町492-1

    【入場料】大人1200(1000)円

            大学高校生800(700)円

            中小学生400(300)円

            ( )内は前売り券、各種割引料金(20人以上の団体、65歳以上ほか)

            土曜は中小学生無料

            障害者および付添い1人は半額

    【主催】「大三国志展」実行委員会(東京富士美術館、朝日新聞社、NHKプロモーション)

    【後援】日本外務省(予定)、文化庁、中国国家文物局、駐日中国大使館など

    【特別協力】中国文物交流中心

    【文物出品協力機関】

    故宮博物院、首都博物館、北京芸術博物館、中国社会科学院考古研究所、天津博物館、定州博物館、南京博物館、南京市博物館、安徽省博物館、馬鞍山市博物館、亳州市博物館、河南省博物館、洛陽博物館、焦作市博物館、南陽市博物館、南陽市漢画館、新郷博物館、湖北省博物館、鄂州市博物館、赤壁市博物館、武漢博物館、湖南省博物館、四川省博物館、成都市新都区文物管理所、四川省文物考古研究院、新都県文物管理所、広漢市文物管理所、陝西歴史博物館、西安碑林博物館、漢中市博物館、甘粛省博物館、高台県博物館

    【全国巡回開催予定】北海道(旭川) 北海道立旭川美術館

            2008年7月24日~8月24日

            関西(神戸)  関西国際文化センター

            2008年9月5日~10月5日

            九州(福岡)  福岡アジア美術館

            2008年10月17日~11月16日

            四国(高松)  香川県立ミュージアム

            2008年11月26日~12月24日

            中部(名古屋) 松阪屋美術館

            2009年1月2日~2月1日

            群馬(前橋)  グリーンドーム前橋

            2009年2月11日~3月15日

     

        资料来源:人民中国网
        转载时间:2019年09月10日
        转载网址:http://www.peoplechina.com.cn/
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